「マジか~~今行くぞ、PL~~!!」
とタモ(魚をすくう大きな網)を持って、即座にチクワさんが走り出します。チクワさんがちょっとだけカッコよく見えました。珍しく。
二人で駆け寄ると、次の瞬間・・・←ここまで前回のあらすじ
「あ!!バレた(逃げられた)!!いや・・・」
「藻か・・・・。」
どうやらイカじゃなくて藻だったようです。エギの先端にデカい藻が引っ掛かってました。ズコーッ。
うんうん。その気持ち、分かる分かる。PL君に奇跡が起きたかと思いましたが、残念でした。後ろで振り返って見ていたお兄さんも苦笑いです。
ちなみにPL君は、自分でイカを釣り上げる回数より、チクワさんが釣り上げたイカをタモですくってあげる回数の方が多いことから、チクワさんに”熟練のタモ師”の称号を頂いております。すくう人もテクがいるよね。
早速朝に邪クワさんが釣り上げた(と言い張る)ポイントに行くと、
「これオレの釣ったイカの墨跡。ほら!!ほら!!」
とコレでもかと言うほどのドヤ顔で引っ掛け自慢をしてきます。分かった分かった。
確かに真新しい墨跡があり、その近辺に見えイカがまだ4,5匹泳いでいました。
PL君も、
「いるけど反応ないわ~。スレとるわ~」
ココで言う”スレている”とは、イカが学習して、エギを餌として認識してくれず、エギに全然寄って来ない状態の事を指してます。(※色んな意味がありますが)
確かに近くにエギを寄せても無反応です。ガン無視です。どスルーです。
イカが見えていると、居るのが確実なのでテンションが上がるのですが、あまりにも目の前で必死にエギングしているのに、ガン無視をされると、
「オレ何やってるんだろ・・エギングってホントに釣れんの??」
と自信を無くしそうになります。まぁワタクシの場合、そもそもNoobなので、自信もクソもありませんが。
スレたイカには、みんなが使っていないカラーのエギを使うとか、大きさを変えてみるとか、色々な方法があるみたいですが、なかなか難しいです。
そもそも根掛りをしすぎて、もうワタクシのエギのレパートリーはピンクとオレンジとブルーしか無いんですよ。チキショー。
その3色をローテーションしながら必死にエギングをしていると、早々にエギングをあきらめた邪クワさんが、ヒッカケを投げ始めました。
「おりゃ~~~」
と仕掛けを巻きながら、必死でイカを引っ掛けようとしています。
「あ~~おしい。30cm横。」
「もっと奥から投げたら。それかタナ(イカが居る深さ)が違うんじゃない??」
見ている方も意外と楽しいです、ヒッカケ釣法。もはやカケングです。隣りにいたPL君が、
「オレにも貸してくれ、ヒッカケ。」
とエギングからカケングへ。
カケングに味をしめたカケンガーのチクワさんと、どうしても家族にイカを持って帰ってあげたいPL君が、キャッキャ言いながら夢中でカケングをしています。
ワタクシも隣で一緒にエギングしてましたが・・・釣れない。そしてPL君も引っ掛からない。意外と腕がいるね、カケングも。
7時頃まで粘りましたが、結局この日も・・・BOSE(釣れない事)。
そして、それよりもショックだったのが・・・シャクった瞬間ラインが切れて、
またなくなっちゃいました、エギ。
しかもエギ王のブルー。崇拝する川上マイスターが、「1個しか選べないならコレを選ぶ」って言っていた(らしい)、1番無くしたくないヤツを・・・。ガーン。またカラーのレパートリーが減ってしまった。
今度買いに行こう、エギ。次は安いやつを・・・。
そしていつかやってみよう、カケング。
「イカ~が掛かってくれるなら~、僕は悪にでもなる~♪」
イカなき子のトクさんでした。ネタが古くて分からない人、ごめんね。
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